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2006年4月30日 (日)

殺風景

Dsc_0027  南ウイングのバゲージエリアです。基本的に構造は北ウイングと一緒です。第2ターミナルと比べて天井が低いので圧迫感があって薄暗いです。

 各ブースの電光掲示板は、便名だけでなくエアラインのロゴも大きく映し出されるので分かりやすくなったそうです。

 到着のバゲージエリアというのはなぜか万国共通で殺風景ですね。

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2006年4月29日 (土)

鯉のぼりにおもう

Img_3747  空港の近くを通りかかったら、鯉のぼりが春風の中で気持ちよさそうに泳いでいました。こんなにたくさんの鯉のぼりを見たのは随分久しぶりです。もう端午の節句なのですね。

 成田を地域として眺めてみると、国際空港と農村が共存している不思議な空間です。日に3万人の旅客が行きかう空港の外に一歩出ると、農地が広がりかごを担いだ農作業帰りのおばあさんが歩いていたりする。逆に、どこの田舎にもある農村の風景の中を、突然最新鋭のジェット機が轟音とともに頭上数十㍍をかすめていく。この著しいギャップが、成田の独特な地域性を作り上げてると思います。この写真の場所も、数十メートル先にはタキシングする飛行機が行きかっています。

 私は普段空港のターミナルで過ごしていますが、時々空港の外に出て地上に住む人の感覚を取り戻すようにしています。一日500便のジェット機が飛び交う騒音の下で生活する人たちがいることを忘れないように。

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2006年4月27日 (木)

narita nakamise?

Dsc_0012  建設中の免税店モール「narita nakamise(成田ナカミセ)」です。イミグレを出て第5サテライトを結ぶ通路約3500平方㍍にエルメス、ブルガリ、カルティエなどブランド免税店8店、総合免税売店など10店が並ぶ国内最大の免税店街になります。オープンまであと一ヶ月あまりですが、まだ工事中。間に合うのでしょうか?

 イミグレから5サテまで距離にして100㍍はあるでしょうか。その間動く歩道は一本もありません。免税店街を素通りされると困るからでしょう。NAAもしたたかですな。中には一刻も早くゲートに行きたいお客もいるとおもうのですが。

 しかし、この「narita nakamise」というネーミング。NAAが検討を重ねて決めたのでしょうが、いまいちパッとしない。「おやじが頭をひねって絞り出した」感が否めません。NAAの若手職員からも不評とか。自分の会社の一大事業なのですから、こういうことは言い難くてもはっきりと進言した方がいいと思います。

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2006年4月26日 (水)

広くなった出発階

Dsc_0005  6月2日にオープンする南ウイングの出発階です。ANAを中心としたスターアライアンスが主に使用します。

 第一印象として、北ウイングや第2ターミナルより空間が広々としています。というのは、チェックインカウンターを囲っている柵がないのです。これまでは、チェックインを行う前に機内に預ける荷物のセキュリティー検査をしていたため、検査前後の旅客を分けるために柵が必要でした。

 南ウイングでは「インラインスクリーニング」方式を採用、カウンターに預けると、荷物はソーティングエリアに運ばれる過程で、「EDS」と呼ばれる自動爆発物検査装置で爆発物の有無を自動的にチェックされます。このため柵は必要なくなり、手狭な出発階のイメージはなくなりました。

 さらに自動チェックイン機を100台以上導入し、対面式のチェックインはかなり少なくなります。これにより、チェックインカウンターで大きな荷物を抱えながら長蛇の列に並ぶというわずらわしい状態はかなり解消されます。

 ただ、機械に不具合はつきもの。トラブルが発生したときに対応が取れるように万全の準備を航空会社には求めたいです。

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2006年4月22日 (土)

あられの後の快晴

Dsc_7439  21日午後1時半ごろ、成田空港周辺にあられ(凍雨?)交じりの雷雨になりました。この影響で6便が羽田や中部にダイバートしました。30分ほどで降り止み、3時過ぎには快晴になったので、この6便は運が悪かったですね。

 成田航空気象台によると、上空を寒気が通過したために一時的に不安定になったという。夕方には久しぶりに見事な夕焼けが拝め、富士山もうっすらと西の空に浮かんでいました。

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2006年4月19日 (水)

実はレアな代物

Img_3727_1  第2ターミナルの本館とサテライトを結ぶシャトルシステムです。上下線2レーン、計4台が同時に稼動しています。何気なく乗られていますが、実はこれ、乗り物としてレアな代物なのです。

 シャトルはホバークラフトのように空気でほんのわずかだけ浮かび、ロープで引っ張って動かされています。水平方向のエレベーターのようなもので、世界の空港で始めて導入されました。乗り物マニアには垂涎の的とか。

 しかし、このシャトルの線路が第2ターミナルの真ん中にあるために、駐機場を移動する航空機の邪魔になっています。例えば、A滑走路に着陸して、写真の左側、70番代のスポットに入るためには、サテライトをぐるっと回り込まないと行けません。写真の右側の60番代スポットに比べ、時間にして5~10分の時間のロスでしょう。エアラインにしてみれば「このシャトルを地下に作っておけば…」と切実に思っていることでしょう。

 ところで、使いやすい60番代をJAL、遠回りしなければ行けない70番代をANAが使っているのは、やはりエアラインの力関係がモノをいっているのでしょうか。

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2006年4月18日 (火)

突貫工事

Img_3738  南ウイングオープンに向け、エントランスを整備している第1ターミナルです。ターミナル前の駐車場が整備されたり、ANA新社屋への連絡橋が出来たり、日に日に姿を変えていきます。

 1992年に第2ターミナルがオープンしてから、古い1タミは主役の座を奪われていましたが、南ウイングが完成すると「成田の顔」は1タミに戻るでしょう。

 そもそも、現行の体制では、1,2ターミナル間の旅客数の格差は3.5対6.5とかなり開きがあった。出発便が多い午前中の2タミ出発階はハイジャック検査場前に長蛇の列が出来て身動きがとれないほど。一方、1タミは常に閑散として、レストランは採算が取れずに次々と撤退する始末。

 それが、南ウイングが完成してANAを中心とするスターアライアンスが移ってくると、旅客数は5.5対4.5とほぼ均等化、というか1タミが逆転する。6月以降、1タミの雰囲気は一転するでしょう。なによりオープンを待ち望んでいるのは、間違いなくテナントの経営者でしょう。

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2006年4月16日 (日)

まだあった!

Img_3721  あまり意味はないですが、懐かしいので思わず撮ってしまいました。東京タワーとか観光地には、よくこういう記念メダルが作れる機械が置いてありますよね。ちなみにコレは第1ターミナル5階のお土産屋さんの裏にあります。

 空港のお土産屋には法被とか「日本」と書いてあるTシャツとかお寿司のキーホルダーとかベタベタの日本土産が置いてあります。日本人からみると「誰が買うんだ?」と笑っちゃうようなものですが、外人さんからすると、こういうモノのほうが分かりやすくていいお土産になるのでしょう。結構買っているところを見かけます。

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2006年4月15日 (土)

空港在住の動物

Img_3729  東成田駅近くの歩道で猫が日向ぼっこしてました。なぜか東成田駅の周辺には猫が多いんですよね。誰かエサをやってるのでしょうか。

 空港の中には意外にも動物が結構います。野良犬がもぐりこんで誘導路をうろついていたため、滑走路を閉鎖したこともありました。野良以外では、A滑走路の向こう側に動物検疫所の係留施設があり、犬、猫、猿、馬、牛、羊などなど、海外からきたいろいろな動物が収容されています。感染症予防のため、大抵の動物は日本に持ち込まれてからしばらくの間空港内で係留され、病気にかかっていないことが確認されてから国内に入れられます。感染症にかかっている可能性がある訳ですから、一般の人が近寄れない所に施設があるのです。

 元々三里塚は谷地で森だらけ。空港の周りにはタヌキやハクビシン、キジなどが多く、たまに空港内にも紛れ込むそうです。空港の近くを車で走っていると、ムクムクとした見慣れない動物が道路を横切ってビクッとすることがあります。

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2006年4月13日 (木)

成田のレアエアライン⑧

Dsc_7401  この少し寸胴のジャンボはイラン航空の747SPです。

 747SPは747―100の胴体を短くして軽量化し、航続距離の増大を図ったモデル。短胴体化のバランスをとるため、普通のジャンボより水平・垂直尾翼が1.5メートルほど大きくなってます。SPはSpecial Performanceの略。

 航続距離が長いといっても、747―200に追いつかれてしまい、逆に短胴体があだとなって747シリーズで一番生産数が少ないモデルになってしまった。日本で見られるのはこのイラン航空機だけです。成田には週2便来ています。

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2006年4月12日 (水)

航空ファン向け

Img_3720  第1ターミナル5Fにある航空博物館の売店です。

 飛行機の模型やエアラインキーホルダーなどの空港お土産のほか、エアバンドや「全国空港進入路マップ」、「パイロット操縦マニュアル」など航空ファン向けのコアなものも置いてあってなかなか楽しめます。

 成田空港はゲートや駅の出口で入場者全員に検問を行っています。これほど徹底した検問は国際的にも珍しいですが、開港からゲリラに狙われている成田の宿命と言えます。そのため、旅行者ではないが「ちょっと空港見物したい」という利用の仕方が敬遠されてしまう。これほど頻繁に世界各国のエアラインが発着する空港は国内にないし、航空博物館のような空港ならではの売店もあり、観光資源として充実しています。

 非航空系収入を増やしたいNAAは「観光客に来てもらって売店やレストランでお金を落としてもらいたいが、警備を緩めるわけにもいかないし」というジレンマに悩んでいます。

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2006年4月11日 (火)

SAMURAI BLUE

Img_3723  サッカー日本代表を応援するためのJAL特別塗装機「SAMURAI BLUE 2006」の777―300です。フランクフルト便に使用しています。同様の特別機は国内線でも登場しました。

 日本代表のオフィシャルエアラインは1999年からずっとJALが担っています。サッカーだけでなく、オリンピックもJAL。ここ1,2年トラブルやら内紛やらでイメージが悪いJALですが、やはり腐ってもフラッグキャリア。大事なところでは頼りにされています。

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2006年4月 8日 (土)

成田のレアエアライン⑦

Dsc_7367  ニューヨークを拠点にする航空貨物会社アトラス航空の747です。成田に定期就航はしていませんが、チャーター便でたまに姿を見かけます。

 

 4日午前9時半ごろ、ニュージーランドから成田空港に航空貨物便で輸入した子牛3頭が、貨物地区の駐機場でトラックに移される際に逃げ出した。2頭はすぐに捕まったが、1頭は約300メートル離れた貨物の荷さばき場まで約20分間逃げ回って“御用”となった。
 航空機の運航に影響はなかったが、現場の駐機場は多くの航空機が行き来する上、滑走路まで約600メートル。成田国際空港会社は「滑走路に迷い込めば大騒動になっていた」として、業者に厳重注意する。
 空港会社などによると、子牛は肥育用肉牛で、体重約180キロ。ジャンボ機で約500頭が運ばれてきた。専用の木枠に入れられていたが、機体から降ろした際に、業者が誤って木枠の扉を開けてしまったという。(4月4日共同)

 この子牛500頭を積んできたのが、ポーラーエアカーゴがチャーターしたアトラス航空の747です。子牛といえど、500頭×180㌔を一度に運べるのはさすがジャンボ。しかし、飛行機にギュウギュウに詰め込まれて長旅なんて牛も大変ですね。逃げたくもなるか。

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2006年4月 7日 (金)

イーストタワー

Img_3724  第2ターミナルの駐機場の交通整理をしているイーストタワーです。空港全体のスポットを統括しているのは管制塔の隣のランプタワーで、その補助的な役割を果たしています。低くて目立たないので言われないと気づかないですね。

 昨年8月、B滑走路を北側に320㍍伸ばして2500㍍化することが決まりましたが、その際「第2管制塔」計画も持ち上がりました。

 B滑走路は空港の中心からずれているため、管制塔からの距離が遠く、北端が見にくい。誘導路を走行する飛行機がゴルフ場の立ち木に遮られて見えなくなる死角もある。現在ではモニター管制で補っているが、さらに北側に伸びるとなるとさらに見づらくなり、目視できない状況は問題ではないかという意見が挙がった。

 結局、ゴルフ場に頼んで立ち木を伐採させてもらったら北端もよく見えるようになり、第2管制塔計画も立ち消えになりました。

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2006年4月 6日 (木)

成田のレアエアライン⑥

Dsc_7412  フィンランド航空のMD11です。成田に就航する残り少ない3発機のひとつ。成田―ヘルシンキを週2便で結んでいます。

 DC10のハイテク版後継機として開発されたMD11ですが、何かとトラブルも多く使い勝手が悪いため、日本の航空会社ではJALを最後に姿を消してしまいました。今成田で飛ばしているのはこのフィンエアとフェデックスくらいです。ヴァリグ・ブラジルがスター・アライアンス塗装のMD11を飛ばしていましたが、残念ながら路線自体が運休中です。

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2006年4月 4日 (火)

一村一品

Img_3717  経済産業省が発展途上国支援のために推進している「一村一品キャンペーン」で、第1ターミナル5Fに設置されたショップです。アジア、アフリカの発展途上国の地元有望産品を紹介し、競争力のある商品に育てようという運動です。中部、関空にもオープンしました。

 木彫りのお面や置物、エキゾチックなテーブルクロス、アフリカ産のコーヒーや香辛料などが置いてあります。決して安くはありませんが、途上国支援と思えば多少の割高は納得できます。私はコーヒーを買ってみました。

 「多少高くても…」という気持ちは、フェアトレードの商品を買うときと一緒ですね。フェアトレードとは、コーヒーや果物などの生産者の自立を促すため、国際市場より高い値段で継続的に取引すること。途上国の生産者は搾取されることなく、安定的な生活が保障され、それにより彼ら自身が社会を発展させられるという意図です。スタバのコーヒー豆とか有名ですね。フェアトレード商品はマークがついているので、協力してみるのもいいかも知れません。

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2006年4月 3日 (月)

空港の桜

Img_3731  若干旬が過ぎて葉が出てしまいましたが、管制塔のある管理棟前の桜並木です。やはり満開は土曜日あたりだったのでしょうか。昨日の大雨、今日の強風で大分散ってしまったようです。

 この季節になると、「あら、こんなとこにも桜が」と気づくことが多いです。春以外は何の変哲もない無骨な木なのに、春だけは注目を集める。一年のうち一週間だけのためにこれだけの桜を植えるのも、日本人の粋なところですね。

Img_3730_1  空港内にも桜はあちこちにあります。一番目立つのが、A滑走路沿いにある並木でしょう。ターミナル側からだと遠すぎてよく分かりませんが、けっこうな数が植えられています。天気のいい日なんかはあそこの下で日向ぼっこでも…と思うのですが、無理な願いですね。

 

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2006年4月 2日 (日)

犠牲の上に

Img_3699  県道44号線をホテル日航から大栄町方面に向かい、B滑走路下をくぐる天神峰トンネルを越えたところで市道を左に折れると、30年前この地で殉職した警察官の碑が道路沿いにひっそりと建っている。同様の碑が近くに二つ、ある。

 「東峰十字路事件」。警察官3人が殉職した成田闘争で最大の悲劇である。1971年9月16日、成田空港建設予定地にある反対派の土地に対し、土地収用法にもとづき千葉県が第二次強制代執行を行おうとしていた。反対同盟の青年行動隊と全国から支援に駆けつけた学生らはそれを阻止しようと、警備の機動隊に奇襲攻撃を仕掛けた。

 東峰十字路を警備していた関東管区機動隊第二大隊約240人は、草むらなどから突如現れた反対派約500人に不意をつかれ、総崩れとなり退却した。その最後尾にいた第1中隊第1小隊約30人が学生らに包囲され、孤立。袋叩きとなり、小隊長をはじめとする神奈川県警の警察官3人が死亡した。

 ここで、一方的に反対同盟、学生らが警官殺しの犯罪者だとする評価は控えなければならない。国家権力によって自分たちの土地を文字通り力ずくで取り上げられようとしている状況で、反対派がとりうる手段は限られていたはずである。そして、空港建設を進める国側にも、警備にあたる警察側にも、それぞれ大義があった。真っ向から対立する大義がぶつかり合ったのが成田闘争だ。あの時三里塚では、誇張ではなく、まさに内戦が行われていたのである。

 働いたり、飛行機を利用したりして、空港の利益を享受している我々が忘れてはならないことは、成田空港が想像も出来ないような多くの人たちの犠牲の上に建っていることである。涙を飲んで生まれ育った土地を明け渡した人がいる。殉職した警察官がいる。闘争に悩み自ら命を絶った地元反対派の青年がいる。空港用地の取得に命をかけた公団職員がいる。反対運動に人生を捧げた反対派がいる。航空機の騒音直下に暮らす人がいる。この人たちの存在は、成田空港がある限り決して消えない。

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2006年4月 1日 (土)

成田空港にCMは必要?

2006032000000199kyodobus_allthum000  NAAは3月20日、6月2日にオープンする南ウイングのCMを発表しました。写真=共同=はその発表記者会見。中央はCMキャラクターの菊川怜。中国の五星紅旗のようなものを首に巻いた得体の知れない着ぐるみは成田のキャラクターのクウタン。右のじいさんはNAAの黒野社長です。

 CMなぞやらなくても成田には放っておいても客は来るのですが、第2ターミナル開業以来のビックイベントなので力も入るのでしょう。そして一番アピールしたいのは、南ウイングの目玉、国内最大級の免税店モール「narita nakamise」。イミグレを抜けると3500平方㍍の空間にブランド店や免税店18店が並ぶという。現在第2ターミナルでも改修が進められ、同様に免税店モールが設けられる。

 世界の大空港に比べ、免税店の貧弱さがやり玉にあがっていた成田も少しは買い物が楽しめるようにになりそうです。

 ただ、リテーリング部門に力をいれるのはもっと切実な理由があります。

 NAAの収入の大半は着陸料や空港使用料などの「航空系収入」に頼っている。ただ、航空機の発着回数は上限に定められた20万回ぎりぎりまで迫り、これ以上ほとんど伸びない。したがって旅客数も横ばい。しかも昨年、「世界一高い」と批判の高かった着陸料を値下げしたため減収となり、加えてB滑走路の2500㍍化も決定し、設備投資が増える。

 つまり「本業」が成長どころか、当分減収見込みなので、「副業」をがんばるしかないのです。現在NAAの株主は100%が国。早いところ上場して独り立ちしたいのだが、今のまま上場しても誰も買ってくれない。免税店でお金を落としてもらい、収益を上げるしかない。NAAはリテーリング部門に社の命運をかけているのです。

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