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2006年6月30日 (金)

緊急着陸

 25日午前零時半ごろ、関西発ホノルル行きノースウエスト航空16便DC10から「貨物室の火災警告灯が点灯した」と国土交通省成田空港事務所に連絡があった。
 同機は同日午前3時すぎに成田空港に緊急着陸した。同航空によると、着陸後の点検で貨物室に火災が発生した様子はなかった。けが人はないという。警報装置の誤表示とみられる。 (共同通信) - 6月25日6時4分更新

 23時から翌朝6時まで運用が出来ない成田空港で、午前3時に飛行機が下りてくることは数年ぶり。寝静まった三里塚に騒音の大きいDC10が降りてくれば、さぞうるさかったことだろう。

 火災の恐れがあれば、最寄の空港に緊急着陸するのは機長の判断として当然。それが誤作動だとしても、結果論であって仕方のないことだった。

 それでもしかし、と思う。ノースウエストがDC10という古い機材を未だ使っていることが根本の原因だと思う。新しい機材でトラブルなく目的地に乗客を送ることが、航空会社の責務であり最大のサービスだ。こういう事態がたびたび発生したら、信頼は間違いなく落ちて誰も乗らなくなるだろう。

 この便の乗客は、ハワイにバカンスに行くはずがなぜか真夜中の成田に下ろされ、ビジネスクラス以上はホテルが用意されたが、エコノミーの客はラウンジで朝を待ったという。

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2006年6月29日 (木)

フルーツ塗装機

_o0m4958  台湾フルーツを機体にあしらった中華航空のA330―300機が成田に来ました。台湾政府が台湾のフルーツを国際的にアピールするのが目的です。

 7月1日に台北―関西空港線が開通するのにあわせ、初便として使うほか、台北からシンガポール、ソウル、バンコク、ジャカルタ、ウィーンなどにも就航するそうです。

 台湾とフルーツは頭の中であまりリンクしませんが、亜熱帯と熱帯が交錯する特殊な気候の台湾は、フルーツが名産。台湾産バナナは有名ですね。他にライチやマンゴー、みかんなんかも輸出してます。その3割以上日本向けの輸出とか。

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2006年6月17日 (土)

成田ミステリーツアー⑥

Dsc_0008  空港の南側の一画に、芝山町横堀地区の共同墓地がある。騒音地区に位置する横堀の住民は空港建設の過程で次々と移転し、残ったのは反対同盟熱田派の元代表、熱田一氏とその娘夫妻の二軒のみとなっていた。この「横堀墓地」も、うっそうと生い茂る木々の間に熱田家の墓と闘争の過程で自死した活動家の碑があるだけだ。

 この墓地の土地は、熱田氏の引退に伴い空港会社に売却され、埋葬者は別の墓地に改葬された。反対闘争の過程で作られたやぐらも撤去され、またひとつ成田闘争の面影が消えていった。

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2006年6月12日 (月)

成田のレアエアライン⑬

_010  アシアナ航空のB747―400。ソウル・仁川―成田を一日4便結んでいます。

 成田―仁川はJAL、ANA、大韓航空、ノースウエスト、ユナイテッドも飛ばしており、一日15便にもなります。2時間あまりのフライトでいけるし、やはり韓国は身近な国なんだと実感します。

 アシアナ航空のグランドホステスさんの制服は、機体と同じグレー。混雑したロビーでも一目で見分けがつきます。

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2006年6月11日 (日)

地下トンネル

Img_3799  第5サテライトオープンにともない、第4サテライトとの間をつなぐ地下トンネルも開通しました。全長400メートルほどでしょうか。「動く歩道」二本以外になにもなく、乗り継ぎの人しか利用しないため通行する人もまばらです。

 4サテに到着した旅客が5サテの乗り継ぎ便のスポットに行く場合、このトンネルがなかったら、一旦南ウイングに戻って「くの字」に5サテまで歩かなければなりません。距離にして1キロはあるのではないでしょうか。

 南ウイングオープンのメリットとして、「アライアンス間の乗り継ぎ時間の短縮」がアピールされました。乗り継ぎ時間が短縮されても、乗り継ぎ便のスポットまで行くのに1キロも歩かされたのではたまったものではない。利用者があまりいなくても、このトンネルはやっぱり必要ですね。

Img_3797

 4サテの地下トンネルにつながる吹き抜け。トンネルは駐機場の真下を通り、5サテまで直線で結ばれています。

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2006年6月 7日 (水)

成田ミステリーツアー⑤

Dsc_0016  成田空港の南側の「第6ゲート」から北東方向、車がやっとすれ違えるほどの道を進むと、田んぼとなだらかな丘陵だけの見事な里山が広がる。民家はほとんどなく、突如反対派が掲げた看板が目に飛び込んでくる。

 芝山町菱田。B滑走路の騒音地域に指定されたこの地区は、かつて空港反対運動がもっとも激しかった地域で、反対同盟北原派、熱田派の中心メンバーもこの集落に住んでいた。支援の活動家が拠点とした団結小屋「菱田現地第一砦」は、成田新法で使用禁止命令が出された。

 Dsc_0015 B滑走路の建設が間近に控えた2000年、反対派住民らは「国が強制的な空港建設を謝罪し、反対運動に区切りがついた。平行滑走路の建設が見えてきた今が、新しい生活に向けて踏み出す時期だと考えた」として、集団移転を決めた。住民らは約1キロ東に新しい集落を作って生活している。

 住民の姿が消えた集落には、かつての反対運動をしのばせるものはほとんど何もない。ただ、錆びれた古い自動販売機が道路脇にそっとたたずんでいる。

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2006年6月 6日 (火)

成田のレアエアライン⑫

_006  タッチダウンするニュージーランド航空のB777―200ER。オークランドから毎日来ていますが、日によってB747だったりするようです。

 ニュージーランド航空はスターアライアンスメンバーですが、今回南ウイングには唯一移転せずに第2ターミナルに残りました。JALに成田のスロット(発着枠)を借りている関係で、残らざるを得なかったようです。

 _002 内陸空港の成田は、騒音被害防止のため年間発着回数が20万回に制限されています。その中で、ニュージーランド航空のような日本にとって「非主力」の航空会社がスロットを確保するのは難しいのでしょう。国土交通省によると、スロットがなくて成田に就航待ちの航空会社が20から30あるという。

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2006年6月 5日 (月)

お店も繁盛

Dsc_0022  南ウイングオープンで一般エリアのお店もにぎやかになりました。

 かつては中央棟の一番奥に位置していたため、閑散としていたユニクロにも人がいっぱい入っていました。お客が入らなくてもじっと耐えていたのが報われましたね。

 そして「TSUTAYA」もオープン。DVDプレーヤーをレンタルしてくれるそうですが、ソフトは販売のみ。ちょっと覗いてみましたが、書籍メインですね。今までろくな本屋がなかったので、空港勤務者としてはうれしいです。

 「銀だこ」も並んでいました。小腹が空いていたので買ってみましたが、並んで買うほどでも…。

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2006年6月 4日 (日)

南ウイングオープン!

_o0m1248  南ウイングが2日、オープンしました。この日はさながらスターアライアンス祭りですね。アシアナ航空のスターアライアンス塗装機も見ることが出来ました。

 心配されていたシステムの大きなトラブルもなく(小さいトラブルはあったようですが)、まずは順調な滑り出しです。「narita nakamise」も2日の午前中は混雑していたようです。

ここで南ウイングの特徴をまとめてみます。

①スターアライアンス集結

 これまで第1、第2ターミナルに分散していたスター加盟の11社が南ウイングに集約されました。アライアンス間の乗り継ぎも便利になり、成田がスターのハブとして利用されそうです。ただし、唯一ニュージーランド航空だけは第2に残りました。ハンドリングを委託したり、スロットを借りているJALとの関係が原因のようです。いずれは南ウイングに移るようですが。今後、さらに航空会社再編が進み、最終的には北ウイングにスカイチーム、第2ターミナルにワンワールドが集まるようです。このようにターミナルごとにアライアンスをまとめる空港は世界でも初めてです。

②インライン・スクリーニング・システム

 チェックインカウンターからソーティングエリア(荷さばき場)を結ぶベルトコンベアに最新鋭の爆発物検査装置「EDS」を組み込み、自動的に保安検査を行う方式。EDSではじかれた荷物はふき取り式の検査装置にかけたり、中を開けて危険物の有無を確認します。羽田や中部もこのシステムですが、すべての荷物をEDSで検するのは成田が初めてです。これまで成田ではチェックイン前にX線を使って荷物検査をしており、検査前後の旅客を隔離するためにチェックインカウンターは柵で囲まれていました。南ウイングでは、この柵が不要になりロビーが広々と使えるようになりました。

③共有チェックインカウンター、自動チェックイン

 カウンターはこれまでの航空会社別ではなく、スターアライアンス各社の共有で、ファースト、ビジネス、エコノミーなどのクラス別に分けられています。さらに自動チェックイン機が126台導入されました。チケットとパスポートを読み込ませ、画面上で好みの座席を選ぶ。これまで通り対面式でもチェックインできます。

④国内最大免税店モール

 イミグレを抜けると、約3500平方メートルの広さにブランド店や総合免税店が17店並んでいます。海外の空港と比べたらなんてことはないですが、それでも結構にぎやかになりました。品揃えも日本人の好みに合わせていて、「欲しいものがあるけど海外のブランド店では売っていない」という若い女性のニーズに応えたようです。「海外の空港ではなく成田でお金を落として」という戦略です。

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2006年6月 2日 (金)

スターのトップ集結

Im20060601nn002y2440106200613 オープンを翌日に迎えるにあたり、南ウイングで1日、スターアライアンスの記者会見がありました。法人のスターアライアンスCEO、ANAの山元社長、カナダ航空、タイ航空、ユナイテッド航空、中国国際航空のトップが顔を揃えました。それにしてもスターって法人格持っていたんですね。

 写真は共同。各エアラインのCAもそれぞれのユニフォームで場を彩っていました。会見場には外国人プレスも多く、南ウイングのオープンが国際的な関心事だと実感しました。

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