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2006年10月31日 (火)

成田空港:冬ダイヤ、発着回数が過去最高 

 成田国際空港会社は26日、月末から適用される同空港冬ダイヤの発着回数を発表した。1日528回で昨年よりも1日19回増え、過去最高となる見通し。
 今回の冬ダイヤで、実質の発着回数増となった背景には、国際航空需要に応えようとする同社と国土交通省の考えがある。同空港の発着回数は、国際線枠と国内線枠があり、国際線枠は満杯状態の一方、国内線枠には余裕があった。このため発着回数を有効活用しようと、国交省は国内線枠の一日20回分を国際線に振り分けることを認可した。
 増便の中心は中国線。航空会社別にみると、全日空が42回増。シカゴ線を復活させるほか、シンガポール線などを増便する。同社の同空港国際線の発着回数は、日本航空に次いで2番目に多くなる。また、中国国際航空は北京線の増便を中心に30回増。新たにメキシコのアエロメヒコ航空が11月から乗り入れる。10月27日朝刊 (毎日新聞) - 10月27日

 成田の発着枠は現行で20万回。そのうち国際線の枠はほぼ飽和状態で、増便は出来ない状態でした。今回の増便は、国内線用に確保していた分を国際線に配分した結果です。要は、国内線に枠をとっておいたけど、全然張り付かないので需要の高い国際線に分けましょうというお話。国際線がメインの成田空港では当然の措置だと思います。B滑走路が2500㍍化する2010年4月には発着枠が2万回拡大する予定なので、それまでの暫定的措置です。

 今回の冬ダイヤの目玉は、アエロメヒコの就航です。

Images_1 久々の新規乗り入れです。おそらく2004年のドラゴン航空就航以来です。メキシコシティーへ週2便飛ぶ予定。中米へ直行でいけるのはうれしいですね。

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2006年10月20日 (金)

成田のレアエアライン⑰

Dsc_0039  モンゴルの国営航空会社ミアット・モンゴルのエアバスA310です。成田―ウランバートルをソウル経由で週2便結んでいます。

 ミアットは普段B滑走路を使用しているので、A滑走路で見られるのは珍しいです。

 ミアットの日本就航は1996年の大阪が最初。成田へはB滑走路がオープンした2002年に乗り入れました。『NEWSWEEK』の「危ない航空会社ランキング」という特集で、安全度でかなり低い位置にランク入りしていたミアット。大丈夫か?

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2006年10月 9日 (月)

横風にあおられて

2006032204337506jijpspothum001small_1  成田国際空港では6日午後10時半までに開港以来最多の78便が羽田空港などに代替着陸したり、出発地に引き返したりした。うち23便は代替着陸先から成田に到着したが、折り返しの出発便も相次いで欠航するなど大幅にダイヤが乱れ、1万数千人に影響が出た。混乱は7日も続く見込み。(10月7日毎日新聞、写真も)

 発達した低気圧の影響で、6日の成田空港は大荒れとなりました。といっても、台風ではないのでそれほど強烈な風が吹いたという訳ではありません。

 開港以来のダイバート(代替着陸)を記録したのは、滑走路に対する横風とウインド・シア(風向き、風速の劇的変化)が終日吹いていたため、滑走路に着陸しようとした便がことごとく着陸を諦め、他の空港に向かいました。この日に滑走路を見ていると、めったに見られないゴーアラウンドする便をいやと言うほど見られました。中には着地寸前に横風にあおられ、あわてて急上昇する便もあり、ヒヤヒヤものでした。

 航空機の離発着に横風は大敵なので、空港の滑走路は、その土地の風向きを統計的に計算して、もっとも効率的な方向に作られています。成田の場合は、二本の滑走路とも160度、340度方向で、おおよそ南北に向いています。ただ、春先や台風の際などイレギュラーの風が吹くときのために、発着便の多い空港では横風滑走路があるのが、世界の常識です。羽田空港にはあります。

 日に500便が発着する成田には横風滑走路がありません。設計図には空港の南側に3200㍍の滑走路がありますが、かつて反対派と話し合いを持った際に、横風滑走路は計画が凍結されて今に至っています。といっても、用地には反対派が所有する未買収地があるため、作ろうと思っても作れないのですが。

 開港してから約30年。横風滑走路なしで運用してきたのだから、いまさらいらないという議論もあります。しかし、年に数回しか使わないにしろ、この日のような大混乱を防ぐのは日本を代表する国際空港の責務なのではないでしょうか。

 滑走路用地の土地を持つ反対派の人に言いたい。反対するに至った経緯は理解しますが、今や日本のみならず国際的に不可欠な存在となった成田空港に対して反対運動を展開する社会的意義は皆無といっていい。横風滑走路がないせいで、多くの乗客を乗せた航空機が決死の着陸を試み、ダイバートした便は10何時間も時間をロスし、何万人もの人が危険な目に合い、迷惑をこうむりました。ハワイ行きの便が欠航したために、結婚式をキャンセルしたカップルもいました。反対派の人たちは、こういう人たちがいることを認識したうえで反対しているのでしょうか?

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