2007年2月11日 (日)

A380展

Img_4204  第1ターミナルの地下1階で「エアバスA380」展をやっています。といっても説明パネルと写真のような模型だけなので、何かのついでにどうぞという感じです。

 昨年11月に成田にテスト飛行で飛来したA380は白とブルーのエアバス社仕様でしたが、こうして各エアライン仕様の姿をみると、いよいよ商業飛行にはいるのだなと実感します。スムーズにいくのか甚だ不安ですが…。

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2006年10月 9日 (月)

横風にあおられて

2006032204337506jijpspothum001small_1  成田国際空港では6日午後10時半までに開港以来最多の78便が羽田空港などに代替着陸したり、出発地に引き返したりした。うち23便は代替着陸先から成田に到着したが、折り返しの出発便も相次いで欠航するなど大幅にダイヤが乱れ、1万数千人に影響が出た。混乱は7日も続く見込み。(10月7日毎日新聞、写真も)

 発達した低気圧の影響で、6日の成田空港は大荒れとなりました。といっても、台風ではないのでそれほど強烈な風が吹いたという訳ではありません。

 開港以来のダイバート(代替着陸)を記録したのは、滑走路に対する横風とウインド・シア(風向き、風速の劇的変化)が終日吹いていたため、滑走路に着陸しようとした便がことごとく着陸を諦め、他の空港に向かいました。この日に滑走路を見ていると、めったに見られないゴーアラウンドする便をいやと言うほど見られました。中には着地寸前に横風にあおられ、あわてて急上昇する便もあり、ヒヤヒヤものでした。

 航空機の離発着に横風は大敵なので、空港の滑走路は、その土地の風向きを統計的に計算して、もっとも効率的な方向に作られています。成田の場合は、二本の滑走路とも160度、340度方向で、おおよそ南北に向いています。ただ、春先や台風の際などイレギュラーの風が吹くときのために、発着便の多い空港では横風滑走路があるのが、世界の常識です。羽田空港にはあります。

 日に500便が発着する成田には横風滑走路がありません。設計図には空港の南側に3200㍍の滑走路がありますが、かつて反対派と話し合いを持った際に、横風滑走路は計画が凍結されて今に至っています。といっても、用地には反対派が所有する未買収地があるため、作ろうと思っても作れないのですが。

 開港してから約30年。横風滑走路なしで運用してきたのだから、いまさらいらないという議論もあります。しかし、年に数回しか使わないにしろ、この日のような大混乱を防ぐのは日本を代表する国際空港の責務なのではないでしょうか。

 滑走路用地の土地を持つ反対派の人に言いたい。反対するに至った経緯は理解しますが、今や日本のみならず国際的に不可欠な存在となった成田空港に対して反対運動を展開する社会的意義は皆無といっていい。横風滑走路がないせいで、多くの乗客を乗せた航空機が決死の着陸を試み、ダイバートした便は10何時間も時間をロスし、何万人もの人が危険な目に合い、迷惑をこうむりました。ハワイ行きの便が欠航したために、結婚式をキャンセルしたカップルもいました。反対派の人たちは、こういう人たちがいることを認識したうえで反対しているのでしょうか?

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2006年9月26日 (火)

「完全空港」?

成田空港、暫定滑走路延伸で着工式

 成田空港で未完成となっている暫定平行滑走路(2180メートル)の2500メートル化に向け、成田国際空港会社は15日、同社で着工式を開いた。未買収地を避ける形で2002年に運用が始まった同滑走路の工事は4年ぶり。完成は09年10月、新滑走路は10年3月に供用開始される見通しだ。

 式には北側一雄国土交通相ら関係者約100人が参加。成田空港は建設決定から40年目で、暫定でない2本の滑走路を備えた「完全空港」へ向けた第一歩を踏み出す。 (9月15日日経新聞)

 「『完全空港』へ向けた第一歩を踏み出す」とありますが、北延伸した2500㍍滑走路のどこが「完全」なのでしょうか。滑走路はターミナルから大きく離れ、誘導路は狭く曲がりくねり、滑走路南端には未だ民家がある。成田空港の航空写真を見れば成田空港の異様さが一目瞭然です。北延伸すれば、その奇怪な姿は良くなるどころか目も当てられないほどみっともない姿になります。国は「完全空港」と強弁するでしょうが、報道がそれを批判しないのは問題ではないでしょうか。

「異形の滑走路」でその問題を明らかにしたいと思っていますが、なかなか筆が進まなくてすみません。

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2006年9月14日 (木)

北延伸を許可

2006091100000014maippolthum000  11日、北側国交相から成田国際空港会社の黒野社長に暫定滑走路の北延伸計画の許可書が交付されました(写真は毎日新聞)。

 そもそも北延伸は国交省が指示したもの。許可するのは当然なのですが、空港施設を変更する際は国交省に申請し、審査を受けることが航空法で定められています。つまりただの手続きです。

 先月21日に地元関係者から意見を聴く公聴会が開かれましたが、これも航空法の手続きのひとつ。国交省は公聴会の意見を聴いた上で判断することになっていますが、結論は初めから決まっている出来レースです。公述人は成田市長や芝山町長、航空会社役員など28人。反対意見を述べたのは東峰地区の地権者と北延伸で騒音が増す成田市久住の住民の二人だけ。あとはすべてもろ手をあげての賛成意見でした。これなら別に公聴会など開く必要ないのでは。

15日に着工されます。

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2006年7月19日 (水)

JAL一色

Img_3816  ANAが第1ターミナルに移転してから、第2ターミナルはすっかりJAL一色になりました。この写真の範囲でも7機が駐機しています。

 ANAが使っていたカウンターは現在改装中で、6月以降、2ビル全体が何だかもの寂しい雰囲気です。

 しかし、2ビルもインラインスクリーニングを導入するための工事が始まり、大型免税店モールも現在建設中。工事が終われば現在1ビルを使っているアメリカン航空などが2ビルに移ってくる予定で、そのうち活気を取り戻すでしょう。

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2006年7月 9日 (日)

お犬様

Img_3751 昨年11月、第2ターミナル前のビルに国内最大級のペットホテルがオープンしました。写真はホテル前に設置された「ドッグラン」。ここで犬を遊ばせるようです。

 出発前まで愛犬、愛猫と一緒に過ごせるその立地が最大の売りだが、施設の豪華さも最高級という。全室空調完備、空気清浄機付き。一泊2万のスイートルームはカメラでモニターされ、海外から飼い主が映像をチェックすることも出来る。トリミング施設や動物病院も併設しているので、宿泊中に「ドッグ・ドッグ」?で愛犬の健康チェックをすることも可能とか。

 少子化でペットが子供に代わる家族となった昨今。いささかやりすぎの感はありますが需要はあるようです。

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2006年7月 4日 (火)

325

Img_3732  成田空港の建設が閣議決定されて4日でちょうど40年が経ちました。

 新東京国際空港を三里塚に作った理由のひとつに、国有地、県有地が多いこと、そして戦後開拓した農地が多かったことが挙げられます。先祖代々から続く農家は土地を離れることに抵抗があるだろうが、戦後に入植した農家だったら土地への愛着も少なく、買収しやすいというのが当時の政府の魂胆でした。

 空港用地内の民有地には325戸の農家、民家がありました。その大半は、閣議決定後、空港公団に土地を売却して移転していきました。貧しい開拓農家が多い中、補償金をもらって喜んで出て行った人もいれば、昼夜を問わず開墾してやっと生活できるほどになった土地を泣く泣く手放した人もいるでしょう。

 政府の一方的な建設決定に納得がいかない農民は、空港反対派となって抵抗運動を展開しましたが、40年の間に、さまざまな理由で反対運動をやめ、移転していきました。NAA本社近くにある顕彰碑は、空港に土地を譲った人たちの名前が刻まれています。

 しかし、いまでも未買収地は3.6ヘクタールあり、二戸が空港用地内にいまだ住んでいます。かれらの名前が顕彰碑に刻まれるのはいつなのでしょうか。

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2006年7月 2日 (日)

ヘリで成田へ

 7月から東京新木場から成田空港を20分で結ぶヘリのチャーター便がスタートします。始めたのは埼玉のヘリ運航会社「雄飛航空」で一人片道3万円。同社はすでに4月から埼玉県川島町のヘリポートと成田を結ぶサービスを始めています。

 東京から成田までタクシーでいくらかかるか分かりませんが、これを高いとみるか、安いとみるか。飛行機の出発までに間にあわず「いくらかかっても早く行きたい」という場合は良いかもしれません。でも24時間前までに予約が必要なので、緊急の場合は使えない。やっぱりお金持ちのためのサービスですね。

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2006年6月30日 (金)

緊急着陸

 25日午前零時半ごろ、関西発ホノルル行きノースウエスト航空16便DC10から「貨物室の火災警告灯が点灯した」と国土交通省成田空港事務所に連絡があった。
 同機は同日午前3時すぎに成田空港に緊急着陸した。同航空によると、着陸後の点検で貨物室に火災が発生した様子はなかった。けが人はないという。警報装置の誤表示とみられる。 (共同通信) - 6月25日6時4分更新

 23時から翌朝6時まで運用が出来ない成田空港で、午前3時に飛行機が下りてくることは数年ぶり。寝静まった三里塚に騒音の大きいDC10が降りてくれば、さぞうるさかったことだろう。

 火災の恐れがあれば、最寄の空港に緊急着陸するのは機長の判断として当然。それが誤作動だとしても、結果論であって仕方のないことだった。

 それでもしかし、と思う。ノースウエストがDC10という古い機材を未だ使っていることが根本の原因だと思う。新しい機材でトラブルなく目的地に乗客を送ることが、航空会社の責務であり最大のサービスだ。こういう事態がたびたび発生したら、信頼は間違いなく落ちて誰も乗らなくなるだろう。

 この便の乗客は、ハワイにバカンスに行くはずがなぜか真夜中の成田に下ろされ、ビジネスクラス以上はホテルが用意されたが、エコノミーの客はラウンジで朝を待ったという。

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2006年5月20日 (土)

間違い探し

Dsc_0012_1  午前中の第1ターミナルの一風景です。何気ない光景ですが、おかしな所がひとつだけあります。少し成田空港のことを知っている人なら「?」と気づくかも知れません。

 答えは(たいしたことではありませんが…)、第1ターミナルの駐機場(スポット)にANAの飛行機が止まっていることです。

 ご存知のとおり、ANAは第2ターミナルを使用しています。ただ、第2は慢性的なスポット不足で、ANAといえども停めるところに困っている。一方、第1のほうは午後の出発便が多いので、午前中はガラガラ。特に30番代、40番代を使っているユナイテッド航空はほとんどが午後便。この不均衡を是正する苦肉の策として、午前中はANAが第1のスポットを使っているのです。

 ANAのお客さんは第2からしか入れませんから、飛行機へはバスで乗り込むことになります。その便の使用滑走路が目の前のA滑走路だったら近くていいのですが、ANAはB滑走路使用便が多い。実際、私が昨年ANAの広州便に乗ったとき、まさにこのコースでした。第2からバスに乗って第1へ。第1から反対側のB滑走路に15分くらいかけてタキシング、というちぐはぐさでした。このときはさすがに成田はなんて不便な空港だろうと実感呆れました。

 南ウイングオープンにともなう航空会社の再編は、この第1、第2ターミナル間のスポット、旅客数の不均衡解消が目的です。ANAを中心とするスターアライアンスが第1に移ってくれば、こんな訳の分からない運用の仕方はなくなるでしょう。6月からはいつもガラガラの午前中の第1ターミナルに活気が出てきます。

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