2006年5月 8日 (月)

番外編

 5月7日の朝日新聞朝刊を読んでいたら、久々に胸が悪くなるような記事が出ていました。「萎縮の構図」という社会面の特集で、04年にイラクで拉致された今井紀明さんがブログや手紙で中傷を受けているという内容です。

 要約すると、今井さんがイラクで武装勢力に捕らわれた後、北海道の実家には「税金泥棒」「非国民」などと書かれた手紙が104通届いた。そのうち実名の手紙は3通のみ。今年1月、今井さんは議論の素材にしようと手紙の一部をブログに載せ、それが通信社に報道されると、中傷のコメントが押し寄せ制御不能になった。今井さんは中傷に対し「面と向かっていえる言葉でしょうか」とブログにコメントしたところ、「逆ギレはやめろ」「馬鹿の見本です」などのコメントが6千届いた。

 この記事で重要なことは「匿名の危険性」だと思います。自身が特定されなければ、ひどいことが平気で言えてしまう。2ちゃんねるなどの掲示板でもそんな誹謗中傷が散見されますが、私はそんな書き込みを読むたびに、その無責任さと卑怯さに吐き気をもよおします。

 今井さんを批判する人たちは何か思うことがあって手紙やコメントを送ったと思いますが、自分の意見に責任を持つために実名を記すべきです。匿名での批判は、もはや議論や意見とは言えず、ただの寝言か戯言です。

 ちなみに、このブログは便宜上私の実名で運営はしていませんが、個別にメールを頂ければいくらでも素性を明かします(相手も実名を名乗ることが前提ですが)。

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